パスワード生成ツール
文字種・文字数を指定し、ブラウザのWeb Crypto API(暗号学的に安全な乱数)でパスワードを生成します。生成処理はすべて端末内で完結し、サーバーへの送信は一切行いません。
パスワード生成の使い方
文字数を決める
スライダーで 8〜64 文字を選びます。迷ったら 16 文字以上を推奨します。
使う文字種を選ぶ
大文字・小文字・数字・記号のチェックを切り替えます。サービス側で記号が使えない場合は記号を外してください。
生成してコピーする
「パスワードを生成」を押すと結果が表示されます。「コピー」でクリップボードに入れ、パスワード管理ツールへ保存してください。
仕組みと考え方
このツールは、ブラウザに標準搭載されている Web Crypto API の crypto.getRandomValues() を使って乱数を作ります。Math.random() のような擬似乱数と違い、OS が提供する暗号学的に安全な乱数源(CSPRNG)を利用するため、生成されるパスワードの予測が困難です。生成処理はすべてお使いの端末内で完結し、当サイトのサーバーへは何も送信されません。
強度の目安として「エントロピー(bit)」を表示しています。これは「文字種の数の文字数乗」を 2 を底とする対数で表したもので、たとえば 94 種類の文字から 16 文字を選ぶと約 105 bit になります。総当たり攻撃で必要な試行回数は 2 のエントロピー乗に比例するため、bit 数が 1 増えるごとに解読に必要な時間はおよそ 2 倍になります。オンラインサービスでは 60 bit 以上、漏えいしたハッシュからのオフライン解読まで想定するなら 80 bit 以上が一つの目安です。
「紛らわしい文字を除外」を有効にすると、0 と O、1 と l と I のように見分けにくい文字を候補から外します。手入力や紙に控える場面ではミスが減りますが、候補が減るぶん同じ文字数でのエントロピーはわずかに下がります。文字数を 2〜3 文字増やせば十分に補えます。
使いどころ・注意点
- 同じパスワードを複数のサービスで使い回さない。1 サイト 1 パスワードが原則です。
- 生成したパスワードはブラウザやパスワード管理ツールに保存し、メモアプリや平文ファイルには残さない。
- サービス側の制限(記号不可・最大文字数)に合わせて文字種と文字数を調整する。
- パスワードだけに頼らず、二段階認証(ワンタイムコードやパスキー)を併用する。
よくある質問
生成したパスワードは保存・送信されますか?
いいえ。生成はブラウザ内の Web Crypto API で行い、当サイトのサーバーへは一切送信していません。ページを閉じると結果は消えます。
何文字にすれば安全ですか?
英大小文字・数字・記号を含めて 16 文字以上を推奨します。8 文字では現代の GPU を使った総当たりで現実的に解読され得るため、最低でも 12 文字以上にしてください。
記号を含めるとログインできないサービスがあります。
サービスによっては使える記号が制限されています。その場合は「記号」のチェックを外し、代わりに文字数を 20 文字以上に増やせば同程度の強度を確保できます。
エントロピー(bit)とは何ですか?
パスワードの候補数を 2 の累乗で表した指標です。文字種の数を文字数乗した値の log2 で計算し、1 bit 増えるごとに総当たりに必要な試行回数がおよそ 2 倍になります。
パスワード管理ツールの生成機能と何が違いますか?
乱数の仕組み自体は同じ(OS の CSPRNG)です。管理ツールをまだ導入していない場面や、業務端末で一時的に強いパスワードが必要なときに、インストール不要で使えるのが本ツールの利点です。